オシャレが大好きな人は色々な服を所持しています。
大人っぽい雰囲気の服から意表をつくようなデザインの服まで多岐に渡ります。
時代によって変わる流行に敏感に反応して最先端のオシャレ服を購入するのですが、最先端のオシャレ服は簡単に買えるような金額では出回りにくいものです。
オシャレに着飾りたいけど、お金はあまりかけたくない。
そんなワガママを叶えてくれるサービスがある事をご存知ですか?
服を買うのではなく借りる、それがレンタル服サービスです。
レンタル服サービスは1ヶ月に決まった金額を支払う事で、毎月新しい服を借りる事が出来るサービス。
最新のサービスにも思えますが、昔から貸衣装として存在していたサービスですよ。
ただし通常使用する服ではなく、その用途は冠婚葬祭用のスーツやドレス、ダンスやスポーツ用の衣装といった特殊な用途だけが貸衣装の対象でした。
現代の貸衣装であるレンタル服は、日常生活で普通に使用する事が出来る一般的な服から、ちょっと高級な服等を借りる事が出来るサービスなのです。
問題は毎月かかってくるレンタル料ですね。
レンタル料を払う価値があるのか疑問が沸いてくる人も多いのではないですか。
レンタル服を利用するには、月々の利用料金が必要となります。
サービスによって金額はまちまちですが、自分の物にならない服の為にお金を出すなんてどうなの?と思う人は当然いるでしょう。
レンタル服がお得なのかは、利用する人によって変わります。
特にこれからご紹介するような人にはオススメ出来るサービスです。
オシャレが好きな人は、毎月必ず新しい服を購入する傾向にあります。
新しい服を1着購入する事で、どれだけの金額がかかると思いますか?
下着ならともかく、ジャケットやコートを買おうと思ったら1着1万円以上は必要です。
高い服だと1着10万円以上必要な事もありますよね。
高いお金を出して買った服も、次々と購入される服に埋もれてしまい着なくなってしまいます。
すると結果的に買うよりも借りた方が、経済的にもお得な事は一目瞭然です。
ちょっと手が出しにくい高級ブランドの服だって、レンタル服なら気軽に借りる事が出来ます。
値段が高いから品質が絶対に良いという事はありませんが、やはり値段が高いからにはそれなりの理由がありますよね。
一目見ただけでステキだと思っても、値札を見て諦めてしまうようなブランド服。
高嶺の花だと思っていた服だって、月額料金だけでレンタルが可能なのです。
レンタル服の良いところは、パッと見た目でレンタルという事が分かりません。
高級ブランド服に身を包んでいるだけで、周りからの評価が「高い服をすぐに買い換えられる経済力の持ち主。
」と見られるかもしれませんね。
飽きっぽい人は買う時にどれだけ気に入っていたとしても、1度着たらもう着なくなる事が非常に多いものです。
世界的に見ると、飽きるという事は流行をもたらせる大事な行為です。
しかし個人的に見ると、モッタイナイという一言に尽きます。
飽きっぽい人には服を買うより借りる方が良いですね。
常に新しい服を着続ける事が出来るので飽きても全く問題無し。
昔から着ている服がダサいと言われてきて、自分で服を選ぶなんて絶対出来ない。
それなら自分の服を他人に、しかもプロのスタイリストに選んでもらえばいいのです。
サービスによっては自分の為に服を全身コーデしてくれるサービスが存在します。
送られてきた服を見て「これを着て本当に大丈夫か?」と思っていても、着てみると体型を隠し綺麗に見せてくれるのです。
服装に自信の無い人はレンタル服でコーデされた服を利用して、自分に似合うファッションを学ぶ事も出来るのです。
レンタル服は基本1ヶ月間レンタルをしたら返却して、再度別の服をレンタルし直すサービス。
1ヶ月の間に自分の持っている服との着回しをする事で、バリエーションも増えます。
これが所有している服の場合、ずっと同じ服を着続けて周囲から「また同じ服着てる。」「あの服しか持っていないのではないか?」と思われない為にもレンタル服をちょこまかと入れていく事が効果的ですよ。
ちなみに気に入ったレンタル服は、1ヶ月を越えて借り続ける事も可能です。
お気に入りになってしまい、ずっと身に着けていたいと思ってしまった場合、思い切って買い取ってしまう方法もありますよ。
レンタルした服を思った以上に気に入ってしまう事もあります。
そんな時はレンタルではなく、そのまま買い取ってしまう事が出来るサービスもあります。
もちろん中古品なので定価ではなく、割引された価格で買う事が出来る可能性もある為かなりお得。
服屋に行って試着室で着るだけでなく、自分の日常生活の中でレンタルした服を着る方が合っているかどうかがよく分かりますよね。
もし気に入らなくても返却すればいいだけなので、気になっている服は、どんどん借りて試してしまいましょう!
借りた服はキレイにして返さないといけない。
これは一般常識かもしれませんが、レンタル服の常識とは違います。
レンタル服はクリーニングをして返却する必要がありません。
クリーニング代金は地味に値段がかかりますが、その必要が無ければ月額料金だけで完結しますね。
さらに洗濯もする必要無し。
これは利用者の手間を減らすという効果もありますが、洗濯による服の破損や劣化を防ぐという効果もあります。
新品で借りた服を返した後の服は、洗浄された後に再度レンタルされるのが基本です。
しかしレンタル服の中には新品を貸し出し、返却された服を洗浄した後に古着として販売する方法を取っているところもあります。
一度着ただけで服を捨ててしまうような勿体無い事は今の時代には合いません。
資源の有効活用としてレンタル服業界は、最先端を歩いているのではないでしょうか。
レンタル服の発祥はアメリカと言われています。
アメリカでレンタル服は一般にも受け入れられており、レンタルする事の嫌悪感よりもありがたさを感じる人の方が多いのです。
本場日本のモッタイナイ精神よりも先に進んでいる感覚ですね。
アメリカだけでなく、海外の多くの国でもレンタル服への抵抗は無く、シェアする事で無駄を省く事ができると人気なのですよ。
アメリカのレンタル服のサービス会社創業者も、クローゼットの中にある無駄を省きたいという思いから設立に至ったと語っています。
現代社会では物を持つという事の価値が無くなっています。
SNSやブログ、さらには家も車も共有する事が素晴らしいという風潮は確かに拡まってきてはいます。
しかし日本人の中には昔から「借りる」という行為を恥ずかしいものとする気持ちが根付いているのも確か。
ここで多くの日本人が勘違いしている事は、レンタル服は「借りる」のではなく「共有」です。
共有は昔の日本人も心理的抵抗無くおこなってきた行為です。
無駄を無くす「共有」のレンタル服は、最先端の考えと昔からの知恵が入り交ざったサービスなのです。
今回はレンタル服の内容についてご紹介しました。
レンタル服とは有料ですが毎月服を借りる事が出来るサービスでした。
オシャレに多額のお金を使う人、飽きやすい人や服装に自信が無い人にもオススメでしたね。
レンタル服が気に入ったら買い取ってしまう事だって可能でしたね。
服を返す方法もとても簡単で、返された服も無駄なく再利用されていました。
海外でも人気の高いサービス。
これからの日本のファッションを牽引するサービスである事は間違いありません。